定例活動 第91回

梅雨の間のつかの間の晴れの日。
広場についてみると すっかり夏草、濃い青葉、林道沿いには自然更新した杉の苗が2米近くに育ってきていて、下草に負けない凛々しい少年期の姿となっている。

今日はお客様あり、なんでも取材方々巻き枯らしなど実体験したいとのこと。そうか? ここでJK、TGと3人で考えた。ひょっとすると実家の家業などもこれあり林業のことは相当ご存知ではなかろうか。そうした場合われわれ10年選手ではあるが「素人」は何を説明できるか、鋸谷式手法は・・・。
ともかくCSさんもきたので Naさん車に同乗してきた客人DK氏とまずはひとしきり自己紹介とおしゃべり。
そのうちあらかじめ選んでおいた地区=小屋の東北=で選木、巻き枯らし、伐倒を行う。
最近これらの基本作業が 間遠になってきており久しぶりに原点に返ったという懐かしいようななんとも不思議な気分。でも巻き枯らしをした直後の檜の樹肌は本当にいつ見ても綺麗なものだ。
その後第一地区で30年もののヒノキを一本間伐した。このぐらいになるとどうやっても掛り木になる。でもそこはかねて用意のロープで安全に無事倒したが、客人の目には如何に映ったのでしょうか。
この日 「取材」などを気にして作業していたのではないのです。実のところはこうしたことに関心をもっていただけるなら、いつの日か一緒に間伐、小屋作りしませんか!なんて考えが 汗を拭きつつもチラッと頭の片隅をよぎっていたものでした。
暑い日でしたね、この日は。それではと午後 名物の「心地よい丘の風」を味わいたいと手作り村に行ってみたのですが、無風状態で残念でした。
この日は ブルーベリーをたくさんお土産にいただいて帰途に・・・。そういえば毎年このころは作業もそこそこにブルーベリーをいただいて帰る。善き哉!
今日は写真なし。YT記