定例 第56回

kidukinomori2007-12-02

好天、秋色、測地、檜伐倒
冬桜で有名な桜山の「桜山まつり」は昨日。桜は涼しげに満開で今日も朝から人出が早く・多い。われら4人(TG、JK、JK夫人、YT)がついた9時半にはすでに駐車場は6〜7分のいり。また好天のせいかこの日ハイカーも相当多かった。というのもわれわれの広場のそばには「八塩温泉から桜山に至る」手ごろなハイキングコースがある。そこにめったにハイカーは見かけないのに今日だけは数組も見かけた。
いつものように炉に火を起こし、コーヒーからスタートする。黄葉した栗(?)の木、数本の紅葉、さらには、「ムラサキシキブ」と「クサギ」の青い実が広場に彩をそえている。そこにいつのまにか JK夫人の手で 広場の周りの藪から蔓と檜の幼木と名知らぬ草の実を採り・セットにして見事なクリスマス用リースが出来上がり飾られた。
(測量、測地)
CSさんの指導の下 前回〔11月18日〕密度把握のため本数を数えた地域=第一地区=
の一部の区画の測地をした。プロの使う道具・機器で結果把握は容易な様子だが 昔から(?)変わらないのは杭打ちと目印の測量用ポールを持つことか、でもこれを持って歩き回っていると何かいっちょまえの気分。ともかくもこれで活動開始から ほぼ6年経ったところでの鋸谷式間伐後の密度の結果が出る。乞うご期待!
(伐倒)
第7地区の檜の間伐を始めるためのトライアル実施、ここは昨年から今年にかけ「選木」し「枝打ち」したところで、いよいよ時期も良く間伐に入ろうとするところ、ただ間伐材の搬出方法、活用には具体的な計画はまだない。
3人であれこれ考えながら1本だけ切った。予想どうり「掛かり木」になったが最近入手したクライミング用10ミリ、30メートルのシングルロープを木の高いところにかけて二人で引くとスムーズに行った。
 今日のまとめ
・ 間伐は斜面上部から進め、山手に倒すのが良いのではないか(搬出を優先的に考える=谷から搬出はさらに大変。)  
・ 間伐は進めるが 切った木はその場での乾燥を速めるため 枝を落とさずタマ切しない。
・ この場は掛かり木となるのがほとんどと覚悟。また斜面が急で注意、体力必要。
・ 谷側重心の木も多いが幸い20年生くらいのも多く細く山手に倒すには切る前にロープをかけておけば対応は十分可能。   
 その他
  檜林の周りの杉の区域は下草が少々あり 藤などの葉が黄葉していた、つまり巻き枯らしを実施している区域はもちろんだがそうでないところも「光」が入ってきているということか。
                                   〔画像は借用)
                                 〔YT記〕