第49回定例活動

記録的な暑さも峠を越え、きづきの森のなかは過ごしやすいのかなと思いきや、まだまだ夏は衰えていなかった。むんむんする暑さの広場からのぞく空は、雲一つない青空だった。その広場は、暑さをものともしない草たちが、すばらしい成長を見せてくれていた。
 最初の到着組、JK、YT、TGとTTは、その草の退治を早速始めた。とは言ってもこの暑さである、TTは適当に草を切って一休みするのであった。草に隠れていた広場の丸太や腰掛けが姿を現した頃、CSさんそれからNaさんYuさん到着。今日のメンバーがそろったところで、それぞれが自主的にやりたい作業を始めた。YTさんは、電線が張られた斜面近くの選木を始めていた。JKさんと見に行くが、暑さのせいで難しい判断に頭が、反応しない。これはまずいと、何か単純な作業をさがして、Naさんたちがいる残土捨て場のブルーベリー園に避難した。その場所は、森の中と違い日陰も風もないところで、逆に危険な場所に着てしまったと言った方が正しかった。ブルーベリーにとってもあまりいい環境ではないらしく、立ち枯れしている木も多い。元気なブルーベリーを探し、数少ない完熟している実を見つけ口に入れた。皮が厚めであったが、濃厚な味が口にひろがった。ところで単純な作業とは、ここでの草取りだった。鎌を持たない自分は、素手で草を根こそぎ地面から引き離した。チップが敷き詰めてあるので、比較的簡単に抜けた。目が回りそうになるまで作業を続けていると、やっとお昼の声が聞こえた。
 お昼は、ウッドデッキの上にみんなで広がって食べたが、風が木立を抜けて行き気持ちよい。今回も皆さんからの差し入れがいただけた。差し入れだけでもうれしいが、そのすべてがおいしい。食べ物がうまいのは、流した汗とその汗を拭いてくれた風のおかげもあったろう。
午後からは、みささんも加わりウッドデッキの下にある蔓切り。ここは、杉の木が見えないほど蔓が伸び放題になったいた。なかには、蔓に絞め枯らされる杉もあった。かなりの急斜面で作業は大変だが、これだけ蔓を切ればしばらく大丈夫だろう。
 作業後は、Naさんの家に行ってMKさんとしばしの談笑。やはり山を下りると暑さがこたえる。冷たい麦茶をいただいてから、いつもの白寿へ行った。白寿へは、みさ、JK、YT、TTの4人。この暑さであったが、露天風呂の中は、適度の風も吹いていて気持ちよかった。風呂上がりは、楽しみなかき氷食べた。この季節、これを食べて、やっと一日の作業が終わった気持ちになり、解散できるのであった。
             (TT記)