第53回 定例活動

久しぶりにきづきの森へ入った。通りなれた林道の坂をいつもよりゆっくり下りて、森の中を観察した。9/2以来だから台風で受けた被害などが気になっていたのだ。

すでに到着していたのが、JKさん、YTさんとChitomiさんだ。広場には、すでにかまどの煙がもやのように広がっていた。そこへ僕とTGさんが合流して、早速コーヒータイムだ。コーヒーを飲み干した頃に、NaさんとYuさんがやってきた。

今日の作業は、主に台風被害の処理だ。処理した木をまとめてみると

 1.6年ほど前に巻きがらしした15cm位の桧が、幹の周囲に入れた切れ込みから折れていた。
 2.上の林道からの斜面には、根元から傾いていた木が数本あった。
 3.林縁の木で、折れてはないが弓なりに曲がったものがあった。

今回処理した木は、15本位だと思うが、これは多いのか少ないのか。鋸谷式間伐の成果が出ているのだろうか、現在の形状比が気になってきた。また、根元から傾いたところは、斜面(土)が動いたようにも見えた。

傾いた木や曲がった木の処理は、非常に危険だった。巻き枯らしした木は、倒れるときに途中で折れ思わぬところに落ちたし、曲がった木は、切れ込みを入れるたびにめきめきと音を立て、突然、幹の一部が板バネのように開いた。

お昼には、全員無事に戻ってきていた。それにしても今日は穏やかな日だ。空には雲一つない青空があり、風もない中、皆思い思いの丸太に腰を下ろし弁当をひろげる、至福の時間を森が演出してくれているようだ。TGさんからのおかずの差し入れと、Naさんから福島の梨(名前は忘れた)のデザートをいただいた。

来年のチェーンソウ講習の案内がきていたので、参加できる人は申し込むこととなった。無料なのでボランティア向けなのだろう。

午後は、丸太から薪作りとはしご型足場用の材料を作った。乾燥した丸太は思ったより簡単に、二つに割れてくれた。

解散後、Naさん宅へ寄りKaさんと会った。ブルーベリージャムを買うつもりが、おみやげをもらってしまった。来月の桜山での露天用ブルーベリー苗のポット上げが大変なようだ。

そう言えば、桜山の駐車場周りの木には白いものが見えた、そうそう、桜が咲き始めていたのだ。

                                         TT記