心機一転して再スタートしたきづきの森の第二回目の活動日だ。
何でも二回目というのは大切なんだ。多忙なメンバーが多く、今日は山主さん以外は、N川、S井、JK夫妻と少ない集まりとなった。

すっきり晴れ渡った、しかも暖かい気持ちのよい天候に恵まれ、一同森の休憩スペースでしばしゆっくり森林浴を楽しむ。桜山は桜がこれ以上良い時はないという絶好の満開の状態である。この山の桜は秋と春咲くのでとても忙しい。

観光客が結構来ていて賑やかである。芽吹きの季節で、たらの芽の一番いい時なので山主さんに引き連れられて皆で収穫袋や手袋を持って、準備万端残土捨て場方面に出かける。しかし期待に反して何故か皆きれいに採取されている。
結構急斜面のところにあるものもきれいになくなっている。それでも深く分け入りなんとか少し収穫できた。Tさんが植えたたらの芽などは枝が裂けてしまっている。

誰かがしたのだろうか。動物の仕業ではないようだ。

前回の時の勝手な伐採に引き続き残念である。自衛策が必要なのか。しかし、しいたけはこれ以上ないというほど驚くほどの発生で、傘が開いた状態が少し残念だが、重くて大変というくらい収穫した。感激である。

3年前のホダ木採取から植菌作業をK野さんとしたことを思い起こしながら収穫する。
K野さんによるとヒノキのホダ木でもしいたけ作りが出来るそうだ。6月にやろうと約束する。
森をのんびりと散策して楽しんだあと昼食を思い思いに取り、午後は手作り村へ皆で行く。K夫人は陶芸家のIさんと山主さんと一緒に陶器づくりを楽しむ。いずれ陶芸教室が始まるそうだ。窯の裏には仮眠ができる小屋が立派に出来ている。畑作業の時にも使わせてくれるそうだ。男性軍4人はK野さんに案内されて近くの悠々自適暮らしのご夫婦の庵を訪問する。

もともとはそばをやりたくて周辺2反半の農地もお借りしているが、色々されていて貸主の農家の方をはじめ、仲間が沢山おられるそうだ。パン窯をつくったり、草木染めをやったりで、忙しくも楽しい生活を送っている。羨ましい限りである。手作り村に帰り、南の畑の端に芽だししたジャガイモとハヤトウリを植え付ける。本当に少しである。耕しも畝作りも施肥もせずやったのでどうなるか分からない。

今年も麦がいつのまにか成長してきている。自然の力はすごいものだ。また麦刈り、脱穀が大変である。労せずして収穫は出来ないことは分かっているのだが。何やかやでなにも一日やらないのに心地よい疲れが襲ってきて帰路につく。         

以上
(追伸)N川さんはリュックを背負って徒歩で桜山を登ろうと言う気迫に小生感嘆いたしました。逆に途中で車に乗せてしまい申し訳なく思ってます。            JK記