6月第2回活動記録

6月18日、19日活動報告
まず 初日 麦刈り
昨年は6月5、6日に行った麦刈り。今年は10日ほど遅いが出来はいかに、雨は、人手は=自分の体力は との心配を紛らわすように麦酒を呑んで寝たのが 10時過ぎか。夜来の雨音に安眠を妨げられ 朝霧に(ここは湖畔の宿だ)不安になりながら 畑へ向かった4人(JK,MT,TN,YT)をまっていたのは N川氏。もうやる気満々で刈り始めている。天気も持ちそうというか 適度な曇り空の下 そこは昨年の体験が活きている5人に強力な助っ人 Tさんも加わり 鼻歌交じりで始めた。そこにタイミングよく かねてよりお願いしていた コンバイン(昨年のコン爺の孫にあたるような活きのいい働き者)がTさん親子と一緒に到着。
今年は 昨秋我々が蒔き、麦踏を念入りにした2種の麦がしっかりと豊に実っているほか 隣接畑の落穂が元気よく育ちこれまた実ったものがとても多い。麦秋、爆収、麦収ナンテ考えている場合ではない、どうなるかなとチョッピリ不安だったがコンバインの活躍と手馴れた(1年でよく言うネ)程よい人手で2時間弱で刈り取り、脱穀終了、なんと昼前には 穀物袋6袋半 おおよそ2百数十キロの収穫。
これを 午後には 手作り村のテラスで乾かした。適度な陽光とここ特有のさわやかな風のなか しっとりしていた麦が乾いていく。遊びにきていたKさんの妹さんのお孫さん(生後8ヶ月といっていたかな)が広げた麦の中に座って 無心に手で麦をすくいあげてはこぼしている静かな情景。(これ「絵」になりますね。またなんだか昨年の映画シーンの続編の感)。幼児ならずとも 殻付きの小麦の色、結構入り込んでいる天道虫など見ていて飽きないものだ。午後は 庚申山公園散策組、昼寝組と分かれたがのんびりすごしたあと 絹の湯に浸かるため温泉へ。
二日目 ロゴソールほか
昨晩の雨音の凄さは尋常ではなかったと宿の人が言うもので 手作り村に残した麦袋がどうなったかさらに心配になり 朝食もそこそこに駆けつける。屋根とシートのおかげで水濡れはなくホッ。しかしこの麦はさらに3〜4日自然乾燥が必要なので その場所探しに頭をひねる。というのも ここ手作り村はこれから シーズンインとなるブルーベリー園の本格開園のため麦干し場所がないのだ。結局 半分は鬼石の仲町にあるKさんの旧宅の2階をお借りして新聞紙の上に広げた。三袋半で4畳半が一杯となる。残りはJK氏とTさんが手分けして乾燥させることとなった。
午前中 きづきの森でロゴソールの実習コースだ。ミサさん(が先生)とその友人4人、ユウちゃんも一緒、これにくわえ 鬼石在のTさん(Kさんの知人)もこられ さん、こうさんとで総勢13人と久しぶりに大勢の人で活気がある。
ロゴソールの使用はほぼ1年ぶりなので 初爆まで結構苦戦したがその後は関係者の記憶も機械の調子も戻り順調。厚さ2寸の板6本程度を作るのに入れ替わり立ち代り実習。大変なのは丸太を運ぶときだったが 今日はミサさんの友人達の若い人がよく動いていただいてこれまたスムーズ。
(後日談*このとき挽いた板が手作り村のベンチとなっている)香りのよい檜をこの様にみんなで贅沢に挽くなぞ滅多にできることではない。よかったな。
お土産に頂いた木苺、蛇苺のジャム、こまやかなツブツブがあり甘すぎず下ざわりもよかったな。
                                YT記