第21回定例活動 前日

3月4日(前日) ―遠来のお客様―

この上なく上天気の春日。こういう日 人も杉も活動が活発になる。
まず人の動き活発=関越自動車道が混むことでわかる、次に杉=花粉症の人はすぐ気づく。
静かなたたずまい、広場の静寂を破ることになるのを惜しみつつ、JK氏は 見回りと道具の整備、丸太椅子作り。YTはもっぱら薪割りに精を出す。伐倒後数年たった杉と檜なのでいとも容易、いい汗かいた。                              昼食後 今までに行ってなかった地域=第6地区のさらに下斜面及びせせらぎがある北々東部急斜面の小探索をした。ここも30年生程度の杉林なれど 間伐遅れ(2割間伐を相当前にやったと見られる)で良い木も少なく、真っ暗というほどではないが下層植生も十分には生えてきていない。蔓がらみも多くやはり荒れているといわざるを得ないだろう。いつの日か間伐しなければ・・・。                              歩き回って疲れたので広場で火にあたっていると 島根県からこられたというお二人と一緒にNaさんが広場に着いた。林業にもともと詳しいいわば「プロ」のかたたちなのだ。コーヒーを飲みながら伺ったところでは これから地元で林業への幅広い関心を涵養するための活動を手がけていこう、それには「「鋸谷式」を軸に活動しているこの現場と活動」を見てみたいということから今日のはこびとなった由。「枝打ちもしっかりやっておられますね」とつぶやかれた時はなぜか「ホッ」とした。きづきの森の沿革、活動の来し方などをお話していると 暖かった陽も傾き急に乾いた冷気が忍び寄ってきた。お二人は明日もきづきの森の各地区をご覧になりたいとのことなのでそこは、ご案内するのは明日の水戸Tさん等にお任せすることにして辞去。この日も「白寿の湯」に長時間浸かって「極楽」。帰宅は深夜でした。ハクション!
                                    YT記