第31回定例活動日

今日の活動を集約して見ると
1、 山歩き
2、 ツリーハウスの整備
3、 ブルーベリーいじり  となる。
重い曇り空の日。こんな日は森が一層暗く見える一方で檜の葉先、濃い緑の葉のさらに先端がなぜかツヤツヤと輝いてみえる。秋の気配が漂う広場だ。萩が薄紅色の花をたくさんつけている。以前こんなにたくさん萩の株があったかなあ。
今日は「東の斜面を降りて、登ってここの杉林全体がどんなになっているか一度見てみよう」というのがテーマ。先に着いたJK、TTさんと3人で広場の雑木を準備運動がてら片付ける。葛ともつかぬその類の植物の繁茂はここでも困り者。大事に育てている胡桃(?)の樹の周りを整備していたら山紅葉(?)の幼い木を2本発見、大事に育てることとした。
ミサさんとNaさんが到着し5人で早速に山歩き=路なきところ、急斜面降下、谷渡り、急斜面登攀、藪漕ぎ=に出発、なんだか大げさにも聞こえますが山歩き不慣れな本人の実感だからお許しください。第5地区の急斜面を降りていくが、まだ夏草特に藤が元気で繁茂し足元が見えにくいしでヅリ落ちながら降下。予想通り杉の木にまとわりつく大きな蔓は少なかった(TGさんがせっせと退治された地区だったのです。)おりきると残土捨て場の谷の 最下部、土止めダムまがいの下を渡渉する。(ここで鉄砲水が出たら・・なんて心配する輩は山に不慣れなYT)。対岸は第6地区の続きの杉林(おおよそ30年生前後)で一度は間伐してある様子だがその後の手入れ(間伐)もなく荒れ気味。小川からの急斜面を手と足をフルに使い藤づるや雑木をつかんで体をささえつつ登る。先頭は若手が鉈をふるって藪を切り開いてくれるので何とか後に続ける。    Naさんはどうかなと後ろを振り返るとカメラ片手に余裕状態で登ってきている。流石健脚!比較的緩やかな上り(桜山の頂上方向)かつささやかな尾根まがいの場所(無論ここも道はない)に来る。ホットしつつ用意の水を飲みながら見回すと左手の町有林(50~60年生杉林)との境目に赤いプラスティックの境界杭が打ってある。ナルホドこんな風に最近は境界を示すのかと感心しつつ目を上り斜面に向けると、なんと見事な檜の列と見慣れぬ広葉樹もところどころに植えてあり明らかにその昔の境界を示す工夫の跡があった。そこからは蔓を気まぐれに除去しながら林間コースを歩き桜山の頂上に出て後は鼻歌まじりで広場に帰着。   MKさん YKさんが火をおこしてくれていたので暖かい飲み物も交えての昼食。前回に続いてミサさんの「知床夏季実査報告」裏話を聞き出そうと今日もがんばったがあまり成果ナシ。また ミサさんは翌日「蔓遊び講習会」を万場で開催するとかで今日切り取った蔓を少々持って帰った。     午後はツリーハウスの整備と枝打ち2本(久しぶりでツカレタ!)。その後山を降りてブルーベリー圃場へ。「ポット上げ」をMK氏の指導の下 体験コース、お邪魔虫コース、遊び半分コースを小一時間ほど体験した。苗木1本1本に個性があり根張りが皆違うのをなだめながら別のポットに移植。集中してやっていると面白い。
大満足でいつもの白寿の湯に浸かって考えたこと「お昼のデザート、神川の梨美味だったな」「明日は筋肉痛と疲れがどこまでか」。
YT記