第34回定例活動


この二日間の要約
・ 冬桜は五分咲き     
・ キャンプは寒くなく快適  ・・・ライトアップすると
・ 蔓きりは真剣勝負    ・・・・森の手入れはだから楽しい
・ 木工遊びは       ・・・・準備と慣れ(イメージトレーニングも含め)
今日(4日)は桜山でお泊り(キャンプ)。テントの用意はN川さん、食事用テントはCSさん、調理、食事器具はアウトドアのベテラン三人が用意。で残る一人は若干の買い物しただけで飲み食いは人並みと言う役立たずのYT。
ともさんと一緒に 雨が心配な桜山に着いたのが午後2時過ぎ。運んできた荷物を降ろすのもそこそこにともさんは 新しく購入した木工用旋盤の具合を確かめつつの試作に入った。その合間を利用してかねてから気になっていた「蔓きり作業」=ツリーハウスからの眺望(秩父方面の山並みがみえる)を妨げている蔓の絡まった杉の木(複数)の救出=だ。急斜面も急斜面で下草がまったく生えていない斜面の杉の根元には太さ3−4センチから太いのは直径15センチにもなる古強者の蔓が無数にある。多分10余年は放置されていただろう、谷底に向け繋がるように生えており「俄蔓きり人」をまるで奈落に誘うようにある。。足場を確保しながら、鉈と手鋸をふるう。急斜面なので移動と作業共に難作業(難度E!)ですぐに汗びっしょりとなる。何でも途中でMKさんとトモさんが心配になって様子を見に来てくれたらしい。が気がつかないくらい集中していたのが良かったのかもネ。終わってみれば本当に気持ちよかった。杉もそう思ってくれているだろう。

広場に戻るとN川氏も到着、早速二張りのテントを設営する。テント張りもこの8月に続く今年2度目になるので手際がよくすぐに完成する。おまけにN川「家」で用意のおでんも温めるだけだったので夕食の用意が完了したのがなんと5時前、山の陽が暮れ始めるころだった。NaさんとMKさん(桜山で ブルーベリー苗売り活躍期間中)が 来るのも待ちきれず漬物を肴にビールを飲み始める羽目になった。
二人が來てからは二つのランプと一つの工事用照明ランプをともす。明るさもほどほど
杉・檜林がライトアップされ奥行きが感じられ木々の高さが引き立てられている。今宵は 豆名月(十三夜)「おでん」パーティーは無事開かれたのでした。イヤ赤々と燃えるストーブの上であったまったおでんのおいしさ 食べすぎになるのも当然です。
その晩は何事もなく静かに・・酔っ払いのいびきだけが森のしじまを破っただけでした。
そういえば前回(10月16日の定例活動日に)見つけて心配した「小兎」クン=病気か恐怖で動けなかった=の跡形はどこにもありません。無事に家族のもとに帰ったことと信じましょう。
翌日は「木工の日」と言う意気込み、朝からCSさん、地元のTGさんがこられた頃からログソールや電動カンナが唸りを上げ板をひき、削り、チェーンソウやサンダーが軽やかに舞って丸太や板を加工する。(道具はすごいネと言ってください) ああでもなくこうでもなく各自のイメージどおりだったかどうかではありますが 出来上がったのは「広場のベンチの脚」「ハーフサイズべンチの半製品」「簡単な道案内板=林道入り口に吊るす」。
ログソールを単純に使う厚さ2インチの板が一番薄いものとなるが工夫によりもっと薄い板も何とか作成可能だ。こうした板をも使って、もう少し小屋の中を整備できたらと言う声あり。木工遊びの出来はともかく一仕事終え、食事(昼食=うどん、切込み)をしたあと柔らかな秋陽のもとベンチや椅子に座ってくつろぐときの満足感は拙文では表現できないよさがある。
冬が近づく。間伐した(筈の)森も5,6年たって枝葉が伸びて樹冠が重なっているのが増えてきている。この冬に改めて選木、間伐をするのもいい。
帰途 きづきの本部に行って群馬県への「森林活動団体の登録」の打合せをした。
                              (YT記)