第43回 定例活動

今日は 広場に煉瓦で炉を作ろうということで その一歩、土台作りが始まりました。
作業の概略は本欄の下部に!
題して:煉瓦の眼、独り言
シーン 1;美九里にあるコメリの店頭、駐車場。 
春の日ざしあふれ 駐車場の手前に広く水仙が見事に咲いている。
中高年の男が駐車場で談笑している。
台詞骨子:①瀟洒な街の園芸店の軒先に並んだ奴、造成地の住宅の作りつけ花壇用に工場から建設現場に直行した奴。そしてオレは 都市化する田園地帯のDIYショップで値札・名札の違った棚に載せられたまま暖かい冬をすごしていた。
②「お久しぶり」の声が聞こえる。Ninaというイタリア系もどきの名をもち、日本人離れした体格の男が笑顔で やってきた。
③これかなといいながら 商品棚からつかみ上げられ台車に載せてくれたのは 力がなさそうでいて 呵責のない発言をするおっさんたち。表面を磨いてくれそうな、やさしそうな人はいない。そうこうするうちピカピカの特装軽トラに載せられたんだ。 
④なんとくたびれたような肌をした仲間がすでに荷台にいた。何でもしばらく川崎の住宅地の庭土に埋もれてのんびりしていたらしい。この特装車は うん乗り心地よし。
シーン  2;遠景から 桜の咲き誇る桜山公園 ズームしてきづきの広場まで。広葉樹の新緑もいまいち、スミレがあちこちに咲いている。ブリキストーブの側に耐火煉瓦が転がっている。
台詞骨子:①どこにつれて行かれるか、さて桜の花咲く小高い公園で落ち着くのかと思いきやすぐ側の坂を下って変哲のない森の広場、でも空気はよさそうで 多数の鶯がアカペラ練習中だ、いいところだ。
②察するにどうやら オレは焚き火、バーベキュー用の炉の側壁となって火あぶりになるらしい。ま お役に立つか!と車から降ろされ 檜など見回していたら、足下から“どこから来た?”と声がする。よくみると、色は悪い、ガタイはでかく、固そうなやつ 耐火君(鉛色の耐火煉瓦)だった。
③炉床にしっかり砂利を敷き搗き固め セメントで固めその上に耐火君が置かれた。 ほぼ水平になっているのをみると すみ心地は悪くなさそう。それにしても素人とセミ玄人、よく議論しながらそんな作業をやるもんだと思って聞いていたら、”家庭でも、建築現場でもどこでも同じようなもんだ、それが楽しいらしい。” と川崎から運ばれてきた来た仲間がつぶやく。(情景は リンクの写真参照)
                             ーーー中断
○この日の工事への参加者 TT, JK、 Nina、CS、TG、Na MK。 煉瓦炉作りは今回は土台だけで継続作業。いろいろ作業道具も用意あり、たいへんなもの。でも要は「少年時代の泥遊び」とあまり変わらないです。ただ セメントの混合作業は重労働だった(ようです)。
午後 このうち4人で枝打ちの継続作業、結果残り10数本で次回には終了か。その後 今年度のやってみたい項目「植生調査」の準備で3種の樹に名札を作成ぶら下げてみた。まずは 杉、檜そしてきぶし。

たらの芽、しいたけの収穫あり。次回は連休中。次々回には炉の完成を、そして懇談会へ流れ込みたい。                   (YT記)