新聞記事より

ここにも 間伐の重要性?
読売新聞記事から。
CO2森林吸収低迷、間伐・下刈り進まず…林野庁調査
 削減量として認められるには間伐、下刈りなどの管理作業が必要だが、その割合は、人工林面積の約半分を占める林齢26〜50年の森林で5割〜3割と低迷。今後、管理された森林を急拡大しなければ、吸収量を確保できない可能性も出てきた。
 吸収量として計上できるのは、〈1〉基準年の1990年に森林でなかった土地での植林〈2〉基準年以降に管理作業が実施された森林――など。国内では新たに植林を行う余地はほとんどないため、吸収量の大半は新たに実施する森林管理で確保する必要がある。
 その結果、林業の不振や山村の高齢化で管理作業は低迷。代表的樹種スギの場合、戦後の拡大造林期に集中的に植えられ、面積も広い林齢26年〜50年では、条件に合う森林が5割以下にとどまった。これ以上の林齢では、林齢56〜70年のカラマツで1割を下回った。
 調査を担当した森林総研温暖化対応推進室の松本光朗室長は「実際に削減量としてカウントできるのは、90年から約束期間が終了するまでに間伐された森林による吸収量だ。拡大造林期に植林された森林に注目し、間伐を進める必要がある」と話している。
さて どうなりますか。