第45会定例活動

kidukinomori2007-06-03

暮れなずむ鬼石の町を、一方では門前の胡桃の大木を 窓越しに眺めながら紅茶においしいケーキをいただく。居心地いいねと2時間も長居すればころはよし、採れたてのズッキーニ入りカレーライスが出てきてみんなニコニコ。その場所、今日の定例活動の幕引きとなったところは「グリとグラのお店」。こんなきづき組の湯上りの似たような風景は3年ほど前にもあったな、場所は違っていたけど。

くつろぎながら、食べながらいろいろ話した、環境のこと、木材需要のこと、イブモンタンの思い出、中国と黄砂、満月と新月が動植物に与える影響の差・・・。  さらにどんなこと話たかって?
 イ:次回17日はロゴソールを駆使し板、角材作り=小屋作りの準備だ。ロ:7月は巻き枯らしの第2回目と夏祭りハ:8月は「大滝村行」、懇親をかねて鉄砲堰視察(日程は別途決定)。
 ニ:9月第一週はキャンプ、バーベキュー=新炉の活用です。ホ:12月頃第7地区の檜の伐倒=月の暦を調べて伐ります。ヘ:来年は新たな小屋作りと植林をしたい。ト:会費は小屋作りの際に使おうか。チ:それら楽しみな行事に応じてみんなで作業分担、調達分担を決めた。  盛り沢山だね!

この日は話ばかりではありません。ちゃんと定例活動では頃はよし=注1、と今年で4年目となる第5地区の杉の巻き枯らしを施行。5人が慣れた手つきですすめるが 斜面が高低差大きくなっているので前年と同じような横幅でも面積が広いので 結構一人当たりも本数をこなすことになる。今年から巻きからしは目線あたりで鋸で表皮を輪切りにし鉈やスクレーパーで根元に向かって樹皮をはがす方式をベースとしてみた。ここらあたりは胸高直径が25センチ以下なので十分その7倍(鋸谷式の考え方デスヨ!)の長さの樹皮が容易に剥す事ができるのだ。いつみてもこの樹皮のみずみずしさには感動を覚える。 (注1;=注 巻き枯らし作業の季節は5,6月なのですネ。)
誰かが作業中に言った。「細い、成長の悪い木しか巻き枯らしを実行していないような。」そうよく育った樹でも適正本数以上に密すぎては不味で間伐しなくてはいけないのだが・・・選木はいつも難しい。

昨年、一昨年同じように巻き枯らし施行をした隣の区域にいくと今日作業した区域と違って低層の広葉樹種のカラスザンショウなどの植物が背丈を伸ばしている。ガマズミの花も満開だ。上を見ると程よい空間ができて=注2、青空が見える。
(注2:01年、02年度に間伐(伐倒)した第一地区では この点すでに上方の空間が詰まりすぎてきている。檜の枝葉の伸びがこの5年間で相当なものなんだ。感心している場合ではなく来年度間伐をしなくてネ。)
今日の参加者 TG, JK, Na, MK、Yu、TT、CS ミサそして夏衣のウサギ君(この広場の住人のようで 4人が目撃。)
そして今日の木札書きは「エゴノキ」、少しづつ樹種が判明していく。これも今年の試みです。                            森と鞠と記
追伸:イ:広場の「草イチゴ」は大豊作でこんなにたくさん食べたのは初めて。これも旨かったな。
   ロ:大滝村地区 先発踏査隊N川隊長の報告を皆楽しみしています。

ハ:前回完成した煉瓦炉のサンプル画像(右上)