定例活動 第59回

 いつもの広場に付くと、すでにかまどから煙が立ち上っていた。JKさんが一人、コーヒーを飲むための準備をしていた。TGさんとTTを加え、3人で後誰が来るかなどと話していると、久しぶりにみささんがやってきた。そのあと、Naさんが回覧板を持ってきた。お客様が、8日の11時に来るらしく、誰が出席できるかBBSで確認することに。


今日の作業は、前回残った桧林の間伐を行った。作業者の人数の少ないし、みささんがいるので間伐作業方法などをメインに指導してもらった。前回の作業で、100%掛かり木になったためロープとフェリングレバーを用意したが、ロープを使うことはなかった。

広場と違い桧林内は、少し風が通り寒い。作業場所は、谷側に降りた杉林との境から始めた。まず2段切りと言うのか、受け口を作らず追い口を2方向からすこし谷側に傾斜が着くように切って、木を谷側に落とした。当然掛かり木になり、ほぼ垂直に近い角度で落ち着いたところで、胸くらいの高さに受け口、追い口を作り手で押すと、今度は見事に倒れた。受け口の方向は、もちろん倒しやすい方向に作ることになる。

最初に倒した木の計測結果。 樹高 約16m 胸高直径 約18.5cm 形状比 約86 思ったより高くなかった。(追記:樹齢 約30年)

これで今後の間伐が少しは楽になるだろう。また、安全作業についても色々教えてもらった。作業前に逃げる方向を確保しておくこと。危険と思われる因子を事前に取り除いておくこと。チェーンソーのエンジンを早めに切ることなどなど。

曲がった木の倒し方も少し教わった。受け口を2つ、V字になるようにして切るきり方を見せてもらった。どのような効果があるのか確認できなかったが、基本的に曲がった木の抜倒は、やらない方がいい。

寒いので早めに作業を終えて、お昼に。昼食後は、チェーンソウのメンテナンスとなった。講習会で教わったことを思い出しながら目立てをした。角度ゲージを今回初めてあてて見たが、特に狂っていることはなかった。その後試し切りをしたが、切れるようになった気がした。アイドリング調整を初めてやってみた。高速側の調整もいじったが、フルスロットが安定した。


帰りに、MKさんがいるらしい木曽馬の飼育場を見学。今日も多くの人が、作業に汗をかいていた。その横で木曽馬の2頭は、しずかに笹を食べていた。それにしても、こんなものを食べてよくもこれだけ立派なからだになるものだ。

                                              TT記