定例活動 第62回 

2ヶ月ぶりに入ったきづきの森は、景色が変わり緑色に染まって見えた。
今日の参加者は、一番乗りのJKさん、TGさんとTT、Naさん合流後珍しく早いみささん、最後に来たMKさんの6名だった。

農園?を見に行くと前回作ったナラなどを植えた1m角に満たない土の畑(注)にイノシシであろう足跡が見つかった。足跡だけで荒らされた後はなかった。新顔のルバーブなるものも、しっかり根を張ったようだ。自分の植えたタラの木は、傘を開いたように葉をのばし、さらにまわりにはまた子供を増やしている。

いつもの苦めのコーヒーを飲み干してからの作業は、ついにきづきの森の家作りの第一歩を始めることとなった。それは、家を建てる位置を決めて、そのスペースを確保することだった。そこは、きづきの森の歴史を知る杉や桧の丸太が眠っていた場所だ。ほとんどの丸太が腐り、土に帰ろうとしていた。それらをすべてどかすと、4m×6mのスペースが現れた。ここにまずデッキを作り、その上にきづきの森の家ができる予定だ。

帰りにNaさんの家により、さらに構想を練る。泊まり込みの作業も、桜山のベースキャンプが使えるらしい。電気ガス水道付のすばらしい設備だ。提供してもらえる柱材や床材も確認できた。後は行動あるのみだ。


(注) 土の畑などと書いたが、普通畑は土でできている。ここで言う土の畑とは、土(表土)が見えている畑のこと。ここの畑は、ほとんどの場所で土が見えない。自然に生える草で覆い尽くされているからだ。植えるのも自由、生えてくるのも自由なのだ

                                         TT記