定例活動 第67回

 8月に入っての活動日は、思った以上の暑さで始まった。もやが掛かっているのか、雲が低いのか、かすんだ山々の緑が蒸し暑さを目に突き刺してくる。

 暑い中、今回のメンバーはたった2人だと言う現実に、気づくのにそう時間は掛からなかった。今日、何をするか考えをまとめるために、いつもの散策の時間を少し延ばしてみた。

残土捨て場のブルーベリーを見に行くことにしたが、苦労して作った林道が雑草で消えていた。ヤブこぎ状態で進むが、足下が見えないので何度か足を踏み外してしまった。玉の汗をかきやっとのことでブルーベリーの木を見つけたときは、ほっとした。根付いたブルーベリーは、成長は悪いが枯れることもなく元気そうだった。実が付いているのは少なかったが、見つけた青い実を口に入れると、一瞬だが暑さを忘れることができた。


 さて、今日の作業だが、2.7mにそろえた柱を四隅に4本立ててから床材にする板をすべて運んで並べてみた。持ち込んだ数で床に敷き詰められるのか、板取をうまくやればなんとかなりそうかな。柱の木口には、ヘルメットをかぶせ雨水など掛からないようにし、床材はブルーシートで覆った。今日はこれでおしまい。暑さでこれ以上やると、体から蒸気が噴き出しそうだ。

 午後は、チェーンソーのメンテナンスをした。久しぶりにチェーンの目立てもした。最近エンジンの調子が悪いので、TやらL、Hのマークがある調整ねじをいじってみたが、結局直らなかった。特にアイドリングですぐに停止してしまうのだが、みささんにでも見てもらおうとしよう。


 いつもより早めにきづきの森を後にする。てづくり村へ向かうが、TGさんを送りながら家でお茶をごちそうになった。ここでの一服が、暑さで参った体をだいぶ回復してくれた。

 てづくり村に着くも、そこは過去最高なくらい暑かった。わずかに吹く風も、湿度が高く体にまとわりつく感じだ。汗をかきながら元気に走る子供達がうらやましい。ここでもまた体を休め、あと数時間のドライブをする元気をためることができた。ところで、次回は何人集まれるのだろうか。

                                                TT記