定例活動 第81回

kidukinomori2009-07-05

きづき新小屋(名称募集中)を建てるの何回目かの作業日。
今日は屋根を葺く2歩手前の工程、 梁に垂木を固定する作業でした。
TT棟梁の手馴れた工程管理・指示でスムーズ、ただ作業員YTが高齢化のためもあり腕が悪く(電動工具の扱いがまずく)ちょっとした蹉跌はある。が急ぐものではないので助かる。午前は早めに切り上げ Naさんも来ての昼食をとりながら四方山話は楽しい。 途中からミサさんも参加、二人より三人、午後の作業はぐんとはかどる。結局2時間ほどかけて合計20本ほどの垂木を固定できた。まずまずか。屋根は次回だ、材料は旧小屋の中に出番を待っている。屋根を葺けば一挙に小屋らしくなるものなあ。
周りを見れば緑濃い夏の装い。マタタビも増えてきている。これをハンカチ(俗称)の木と誰がどこかで言っていたけど、このあたりではそこここにある樹種だ。車などで走っていて車窓から眺めていても葉の一部の白さが良く目に付く。それらの緑の中で きづき広場の中心にクリの木が順調に姿良く育ってきている。これの秋の落葉時の風情もまた捨てがたい。広葉樹のよさのひとつだ。  
広葉樹といえば 今朝方ここに来るとき車から見えた風景、桜山の南、川を挟んだ埼玉県側の斜面で皆伐していた。その跡に なんでも広葉樹を植えるらしい、それも補助金が出ることも背景にあるとか。木の命は長いのに中途で伐る、市場を通しての林業が成り立って始めて自然が保全されると考えるものにとって 一時の一部の人間の都合と補助金で意味なく伐倒し急速に生態系を変えることが良いことなのかと疑問がわく。
帰途 庚申山のすそにある手作り村ブルーベリー園による。変わらぬ風景、心地よい風がこの丘の2番目の売り物だ!
                        YT記