定例活動 第73回

kidukinomori2009-01-18

新しい年の新たな活動の第一歩は?
広場にある愛用のレンガ炉に火をおこすことから始まる。暖かいコーヒーを飲みながら「また1年、計画案(12月に作成)の中からどれをやってみたいか 森のなかで自問自答する。これが事始。今日はまずは1−7までの全地区(フィールド)をサーっと見て回る。そこで気がつく、確かめる。
1〜2地区:間伐後6~7年経過 樹間が詰まってきている。(要選木・再間伐)
7地区:(檜:昨年第1回選木・枝打ち・間伐実施もまだ10数本残っている(要間伐)
広場:新小屋の建設がこれから。
谷合:広葉樹、杉、檜?の植えつけ(植林は大げさか!)を待っている。  
整備: 板、ベンチ など。
そこで まず第7地区見回りついでに 体力維持もかねて檜丸太(5米)を斜面を引き上げ林道入り口に運んだ。いい運動だった。丸太は車止め用材としよういうもの。
そのあとは 長年使ってきた 最初の小屋の整備、掃除。3人(JK、Na、YT)で片付ける。(冬眠中?のカメムシが多く臭く鬱陶しかったのも愛嬌)作業しながら ここも 土間で埃が多いので「丸太を輪切りにしたものを敷いて少しこぎれいにしよう」という話も出てきた。
昼食時は 浅漬けの白菜をつまみ(?)に熱いかす汁をすすりながらの 煉瓦炉辺談笑。良き哉。
寒さが緩んだ真冬の一日、人影の少ない桜山の南斜面 蝋梅が咲き誇っていた。これもこの数年で大きな林に成長してきている。少しづつ森も林も変わっていくそのいわば当然のことを改めて感じるのも新年だったからかな。              YT記

八塩忘年乃歌

師走一日集八塩館
会設立八年之歳月
一同慨嘆老人領域
虚山人顎鬚既白髪
森毬来年計画鬼笑
世流行自給自足談
半農半×議論白熱
驚雀蜂足長蜂之戦
胡桃小屋女性多数
羨望虚山人将移籍
老人社中不見若者
水戸友今社長昇格
活動頓挫欲望沢山
小屋建設無理難題
屋根建設出費多端
竣工甚可能不可能
森毬充電捲土重来
焼酎持参感謝感激
麒麟水上冬支度
自前藁農園畦道敷
新百合丘殆農業人
畑藁敷一同羨望眼
測量師渡欧近自然
日毎蘊蓄傾皆驚嘆
桜山野点結構人波
虚山人約上毛新聞
鬼石鉄子湯上美人
昨日中国明日韓国
鬼石鉄男年金生活
鉄人前橋健脚完走
時間驚四十有余分
望太欠席残念至極
選挙再選一同祈念
武州巡礼中物好者
目焦点麻痺既治癒
議題百出意味不明
時間忘更夜二次会
中締明日再会桜山
名残惜翌日師走雨
残念至極又約来年

● 帰宅すると、「森と毬と」氏から快気祝いに日記書けとのメール。出席率の悪い小生がと思いましたが、年忘れということで即興で戯れてみました。久しぶりに、皆様のダべリングを楽しく聞きました。さて、また来年よろしくお願いします。巡礼中のN川。

定例活動 第72回

11月に入り桜山は、冬桜の季節に変わった。今年の桜は、開花が早くつぼみが大きいとのこと。なるほど、車の運転席から桜の花がよく見えた。


今日はロゴソ−ルを動かすため、スチールのチェーンソーを積んできた。ところでこのチェーンソーいつ見てもでかい。自分の持つ共立の一番小さいやつと比較なのでなおさらだ。

さっそく活動のメインである、5m強の長さの丸太の製材の準備にかかった。きづきの森で所有するロゴソールは、チェーンソーが移動するレールの長さが5mなので、それ以上の長さを製材する場合、材料を移動しなければならない。5mの材料は、現在製作中の小屋の屋根に使用する為のもの。棟木、母屋と軒桁に使うため、最低5本作らなければならない。

その材料調達がちょっと大変だった。約1年前に倒して葉枯らし状態にしていた桧(20cm程度)5m程を、ロゴソールまでのおよそ50mを人力で運ばなければならない。少しは乾燥して軽いのかと思ったが、これが想像していたよりも重い。何とか運んでそれをロゴソールにセットしたが、今日の活動はこれで終わりにしたかったほどだ。

蝋脂病でだいぶ変形している材だった。それをけたたましい音を奏でるチェーンソーで4m程切ってから材をずらし、水平と高さを出して残りを切ると、5m以上の加工が1面できる。これを4回繰り返しやっと角材のできあがり。

できあがった12cm角の材料だが、まだまだおもい。強度も十分だしもっと細くてもいいのではと意見が出た。確かにこの重さを柱の上に乗せるとなると大変である。ところでその柱の1本を、今日13cm移動した。位置が間違っていたのだ。


さて今日の参加者だが、久しぶりの大人数だ。ここに書ききれるかわからないが、記録しておこう。
参加者:JK、JK婦人、TG、Na、CS、MK、ミサ、ミサのお母様、Yu、YT、N川、TT


なぜ今回参加者が多かったのか。原因がいくつか考えられる。
一つは、N川さんの参加だ。体調を崩していたので、久しぶりの参加だ。それも元気なときと変わらない、桜山を下から歩っての参加だった。これではみんな来ないわけにはいかない。
二つ目は、桜の花が人を呼ぶのだろう。朝方は寒かったが、日中の日差しが気持ちいい、家の中にいたくなる気分ではない。
最後は、連休だからなどと、誰でも考えつくどうでもいいことを書いて終わりにしよう。

                                                  TT記

定例活動 第71回

kidukinomori2008-10-19

暖かい日が続いているが、秋は静かに、確実に来ている。
展望小屋に吹く風の音だけでなく、クサギ、タラの花、ムラサキシキブの実、彩り添えはミズヒキの赤。ズボンに付着して困りものの繁茂するイノコヅチなどから。
一方でわれらのフィールドにいのししが掘り返した跡がそここに目立つ。広場の奥の 畑のあたり、林道沿い、小屋下の元茶畑あたりなど まさに縦横無尽、傍若無人、 間伐効果で下層植生・虫もふえ彼らの食べ物も増えたので掘り返したのでしょう、まさかここを運動場と思ってはいないだろうな!
今日は TTとJKが小屋の設計・工程・用材手当てなど詳細、念入りに検討。なかなか「あるものだけで」ということではできあがらない。一番は屋根をどう葺くか、材はどうするか(らしい)。購入せずには済ませられないものもいくつかある。この検討会議中心で 作業はしなかったが フィールド内を少々見回ってみた。第3地区では 巻き枯らしした(5年前)杉の木が1本自然に倒れていた。ということはこの地区には そのほか何本か巻き枯らした樹があるので ヘルメットは必ず着用して入らないと危険だ。次回はそれら枯れ木を切り倒しておくのも手かな。

昼食時には 一見簡単そうだが実は内容の濃い「おしんこ各種」と長野からのお土産というフレッシュな「りんご(信濃スイート)」など差し入れがふんだんで一層豊かな秋の日でした。

N川の不在が長い、なんでも珍しい病気とか、早期回復願もあり 広場にお地蔵さんか、社か祠でもつくり「作業安全」「健康」などお祈りでも・・・。
それはともかく 皆さん ご自愛ください。
                                YT記

定例活動 第70回 

秋は、秋景色はいまだ。
が さしもの雑草も夏の元気は失っている。
今日は計画・建築途上の小屋の用材とするため 3本のヒノキを伐った。広場の一角にこのときのために手をつけずにおいた間伐候補樹の伐倒だ。掛かり木になる可能性が高いのではじめから「ロープ使用」に踏み切る。
このロープ、もとはといえばスポーツクライミング(フリークライミングともいう)用のロープで一般のナイロンロープよりしなやかでかつ少し太めで握りやすく曳きやすい。これを木に結びつけるのはCS、梯子に登り高さ5メートルあたりに結ぶ。チェーンソーを巧みに使うのはJK、ロープを配置(樹間に配線!結構たいへんなんですよ!)し曳くのはTGとTT、総指揮MK、安全確認Na。檜3本、「安全」にスムーズに2時間弱ほどで倒れた。安全が何よりです。副次的効果はロープの使い方も慣れてきたこと。倒れたヒノキは枝をつけたまま数ヶ月の眠りに=自然乾燥を待つ=入るが、その後に用材に製材・加工されるのだ。
こういった作業に今後必要なもの:滑車、大き目のカラビナ、ロープを高いところに上げるための丈夫なフック付長竿、および(いつまでたっても鈍い頭で覚えきれない)もやい結びほかかな。

作業後の定番だった「白寿の湯浸かり」は 折からの原油価格高騰で便乗値上げ?しているため ささやかな抗議もあり 今日は入浴しないで帰る。さびしいが。
                                YT記

定例活動 第69回

少し前の定例活動日記報告

・参加者:JK、JK婦人、TG、Na、CS、MK、TT(抜けている人がいたら申告願います)

・天気:曇りときどき霧雨

・広場の状況:畑の一部に草がない土の露出した部分を発見。おそらくイノシシの泥あびだと思われる。それにしてもかなり暴れ回った様子。

活動内容:ほとんど不明。(ご報告あれば書き込みます)

・サプライズ:CSさんが、ドイツとスイスへ行って近自然を勉強してきました。きづきの森の活動について現地で報告してきてくれたかは、未だ不明です。しかし、勉強の成果としてチョコレートとキーホルダー型のカウベルをいただきました。あらためてCSさんと近自然に感謝。


                                      TT記

定例活動 第68回

9月に入ってなお30℃を越す暑い日。
今日の要約
活 動:広場の整備・主に草刈、小屋の床に着手
    参加者;JK、TT、TG、Na、YT
野の花:ミズヒキ(花の色は赤)、イノコズチ、タケニグサ(ここのは白)、ミュウガ(白)、ハギモドキ(これは仮名;赤と白2種)
樹の花:タラノキ        収 穫:ミョウガ
観察/前年のこの時期より増えたもの(思いつくままに):
小鳥の声の種類、実生の杉・檜の若い木、猪が掘った穴の数
残念なこと:温泉、白寿の湯の入浴料金の値上げ。
美味:TGさんの漬物   不思議な味:海苔入りチョコレート

2ヶ月ぶりに広場に来た。久しぶりに会う仲間も元気そうだ。
まずは林道、広場を埋め尽くした雑草/野草に歓迎?される。今日ばかりは着くや否やすぐさま草刈作業開始、仮払い機もなんとか使いこなし午前中でほぼ退治した。
いい汗かいた。
小屋も少しづつ出来てきている。床板はそろっていた。確かめ合いながらいくつか床板を張った。これから考えなくてはならないのが屋根をどう葺くか、そしてその材料はどうするか。冬迄にはなんとか屋根だけでも というのが皆の願い?
豊かな山里?の恵み「ミョウガ」の大収穫、丸々太ったのがものの100個くらい。なぜこの地でよくできるのかとあれこれ昼食時の話題のひとつにもなった。
帰宅後 甘酢につけては見たがなにぶん 素人のことどんな味になりますか・・・。
                            YT記